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偈句数
9,999
日本語訳あり
9,982
パーリ原文
経典 19
テーマ 20
該当 2,606
すべて
智慧 4354
老い 931
苦しみ 772
正念 695
怒り 356
執着 350
死 350
業・因果 346
幸せ 337
自己 244
人間関係 243
家族 234
不安 168
仕事 165
渇愛 147
慈悲 115
無常 111
孤独 45
空 43
感謝 23
経典: vinaya
✕ クリア
不安
vinaya
趣旨一致
中
Na, bhikkhave, āyatakena gītassarena dhammo gāyitabbo. Yo gāyeyya, āpatti dukkaṭassā”ti. Tena kho pana samayena bhikkhū sarabhaññe kukkuccāyanti. Bhagavato etamatthaṁ ārocesuṁ. “Anujānāmi, bhikkhave, sarabhaññan”ti. Tena kho pana samayena chabbaggiyā bhikkhū bāhiralomiṁ uṇṇiṁ dhārenti. Manussā ujjhāyanti khiyyanti vipācenti— “seyyathāpi gihī kāmabhogino”ti. “Na, bhikkhave, bāhiyalomi uṇṇi dhāretabbā. Yo dhāreyya, āpatti dukkaṭassā”ti.
「比丘たちよ、引き伸ばした歌声(āyataka gītassara)によって法(ダンマ)を謡ってはならない。謡う者があれば、突吉羅(dukkaṭa)の罪を犯すことになる。」
さてそのとき、比丘たちは朗誦(sarabhaññe)にあたって不安(kukkucca)を覚えていた。彼らはこの事情を世尊に申し上げた。「比丘たちよ、朗誦することを許可する」と〔世尊は仰せになった〕。
さてそのとき、六群比丘(chabbaggiyā bhikkhū)たちは外側に毛を向けた羊毛の衣を身に着けていた。人々はこれを憤り、そしりそしって言った——「まるで在家の欲楽を享受する者のようだ」と。〔世尊は仰せになった、〕「比丘たちよ、外側に毛を向けた羊毛の衣を着用してはならない。着用する者があれば、突吉羅の罪を犯すことになる。」
⚠ 出家者向けの文脈
不安
vinaya
趣旨一致
中
Tena kho pana samayena bhikkhū uposathaggampi sannisajjampi harituṁ kukkuccāyantā chamāya nisīdanti. Gattānipi cīvarānipi paṁsukitāni honti. “Anujānāmi, bhikkhave, tāvakālikaṁ haritun”ti. Tena kho pana samayena saṅghassa mahāvihāro undriyati. Bhikkhū kukkuccāyantā senāsanaṁ nātiharanti. “Anujānāmi, bhikkhave, guttatthāya haritun”ti. Tena kho pana samayena saṅghassa senāsanaparikkhāriko mahaggho kambalo uppanno hoti. “Anujānāmi, bhikkhave, phātikammatthāya parivattetun”ti. Tena kho pana samayena saṅghassa senāsanaparikkhārikaṁ mahagghaṁ dussaṁ uppannaṁ hoti. “Anujānāmi, bhikkhave, phātikammatthāya parivattetun”ti.
その頃、比丘たちは、布薩堂(うぽさたがご)にも集会所にも〔臥具・坐具を〕運ぶことを懸念(くけんぐ)して、地面に座っていた。身体も衣(ころも)も塵埃にまみれていた。〔世尊は仰せられた。〕「比丘たちよ、一時的に運ぶことを許す。」
その頃、僧伽(さんが)の大精舎が朽ち崩れようとしていた。比丘たちは懸念するあまり、臥坐具(がざぐ)を移動させることをしなかった。〔世尊は仰せられた。〕「比丘たちよ、保護のために運ぶことを許す。」
その頃、僧伽の臥坐具の付属品として、価値ある毛織物(かんばら)が生じていた。〔世尊は仰せられた。〕「比丘たちよ、繁栄のために交換することを許す。」
その頃、僧伽の臥坐具の付属品として、価値ある布(どぅっさ)が生じていた。〔世尊は仰せられた。〕「比丘たちよ、繁栄のために交換することを許す。」
⚠ 自己責任論に誤解されやすい,出家者向けの文脈
不安
vinaya
趣旨一致
中
Sūpe ambapesikāyo pakkhittā honti. Bhikkhū kukkuccāyantā nappaṭiggaṇhanti …pe… “paṭiggaṇhatha, bhikkhave, paribhuñjatha. Anujānāmi, bhikkhave, ambapesikan”ti. Tena kho pana samayena aññatarassa pūgassa saṅghabhattaṁ hoti. Te na pariyāpuṇiṁsu ambapesikaṁ kātuṁ, bhattagge sakaleheva ambehi denti. Bhikkhū kukkuccāyantā nappaṭiggaṇhanti. “Paṭiggaṇhatha, bhikkhave, paribhuñjatha. Anujānāmi, bhikkhave, pañcahi samaṇakappehi phalaṁ paribhuñjituṁ— aggiparicitaṁ, satthaparicitaṁ, nakhaparicitaṁ, abījaṁ, nibbattabījaññeva pañcamaṁ.
スープの中にマンゴーの薄切りが入れられていた。比丘たちは疑念(kukkucca)を抱いて受け取ろうとしなかった。……〔中略〕……「比丘たちよ、受け取りなさい、食べなさい。比丘たちよ、マンゴーの薄切りを許可する」と〔世尊は言われた〕。
さてその頃、ある組合(pūga)の者たちが僧伽への食事の布施をすることになっていた。彼らはマンゴーの薄切りを作るのに間に合わなかったため、食堂において丸ごとのマンゴーをそのまま〔比丘たちに〕与えた。比丘たちは疑念を抱いて受け取ろうとしなかった。「比丘たちよ、受け取りなさい、食べなさい。比丘たちよ、五つの沙門に適った方法(samaṇakappa)によって果物を食することを許可する——火によって処理されたもの、刃物によって処理されたもの、爪によって処理されたもの、種なきもの、そして種が取り除かれたもの、これが第五である。
⚠ 出家者向けの文脈
不安
vinaya
趣旨一致
中
Sāva tesaṁ āyasmantānaṁ upasampadā ahosi. Bhaddavaggiyasahāyakānaṁ vatthu niṭṭhitaṁ. Dutiyabhāṇavāro. 12. Uruvelapāṭihāriyakathā Atha kho bhagavā anupubbena cārikaṁ caramāno yena uruvelā tadavasari. Tena kho pana samayena uruvelāyaṁ tayo jaṭilā paṭivasanti— uruvelakassapo, nadīkassapo, gayākassapoti. Tesu uruvelakassapo jaṭilo pañcannaṁ jaṭilasatānaṁ nāyako hoti, vināyako aggo pamukho pāmokkho. Nadīkassapo jaṭilo tiṇṇaṁ jaṭilasatānaṁ nāyako hoti, vināyako aggo pamukho pāmokkho. Gayākassapo jaṭilo dvinnaṁ jaṭilasatānaṁ nāyako hoti, vināyako aggo pamukho pāmokkho.
かくして、その尊者たちの具足戒(うぐそくかい)は成就した。バッダワッギヤの仲間たちの事蹟、ここに終わる。
第二誦分(だいにじゅうぶん)
さて、世尊は次第に遊行(ゆぎょう)しつつ、ウルウェーラーの地へと赴かれた。
そのころ、ウルウェーラーには三人の結髪修行者(けつはつしゅぎょうしゃ)が住まっていた。すなわち、ウルウェーラー・カッサパ、ナディー・カッサパ、ガヤー・カッサパの三人である。
そのなかで、結髪修行者ウルウェーラー・カッサパは、五百人の結髪修行者たちの指導者(しどうしゃ)、統率者、第一人者、筆頭として、かれらを率いていた。結髪修行者ナディー・カッサパは、三百人の結髪修行者たちの指導者、統率者、第一人者、筆頭として、かれらを率いていた。結髪修行者ガヤー・カッサパは、二百人の結髪修行者たちの指導者、統率者、第一人者、筆頭として、かれらを率いていた。
不安
vinaya
趣旨一致
中
Vassaṁ bālehi pakkanto, dasa vassāni nissayo. Na vattanti paṇāmetuṁ, bālā passaddhi pañca cha; Yo so añño ca naggo ca, acchinnajaṭilasākiyo. Magadhesu pañcābādhā, eko rājā ca aṅguli; Māgadho ca anuññāsi, kārā likhi kasāhato.
愚者らとともに雨安居(うあんご)を過ごして去り、
十年の依止(えじ)を経たるも、
五つ六つの寂静(じゃくじょう)に満ちた愚者どもを
追い払うことも叶わざりき。
かの別の者は裸身にして、
断ちきられた結髪の沙門(しゃもん)のごとし。
マガダ国には五つの病苦あり、
一人の王、その指のもとに。
マガダ人もまた許可を与えたり——
牢獄に記され、鞭もて打たれたる者よ。
⚠ 初手で出すと冷たく見える
不安
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中
Apassenaphalakaṁ heṭṭhato bhūmiṁ vilikhati, uparito bhittiñca. “Anujānāmi, bhikkhave, heṭṭhato ca uparito ca coḷakena paliveṭhetun”ti. Tena kho pana samayena bhikkhū dhotapādakā nipajjituṁ kukkuccāyanti. “Anujānāmi, bhikkhave, paccattharitvā nipajjitun”ti. 3.5. Saṅghabhattādianujānana Atha kho bhagavā āḷaviyaṁ yathābhirantaṁ viharitvā yena rājagahaṁ tena cārikaṁ pakkāmi. Anupubbena cārikaṁ caramāno yena rājagahaṁ tadavasari. Tatra sudaṁ bhagavā rājagahe viharati veḷuvane kalandakanivāpe. Tena kho pana samayena rājagahaṁ dubbhikkhaṁ hoti. Manussā na sakkonti saṅghabhattaṁ kātuṁ;
〔背もたれ板の規定〕
背もたれ板(アパッセーナ)の下は床を削り、上は壁に当てておくのであった。〔世尊は言われた。〕「比丘たちよ、下と上とを布で包むことを許可する。」
そのころ、比丘たちは足を洗ったまま横になることをためらっていた(くつくつと心配していた)。〔世尊は言われた。〕「比丘たちよ、〔布を〕敷き広げてから横になることを許可する。」
〔第三節第五項 僧団への食事供養等の許可〕
さて、世尊はアーラヴィーにおいて意のままに滞在されたのち、ラージャガハに向かって遊行(じゅぎょう)に出発された。次第に歩みを進めながら、ラージャガハへと至られた。そこで世尊はラージャガハのヴェールヴァナ、カランダカニヴァーパに滞在された。
そのころ、ラージャガハでは飢饉が起きていた。人々は僧団への食事供養(サンガバッタ)を行うことができず——
⚠ 出家者向けの文脈
不安
vinaya
趣旨一致
中
Atha kho bhagavā tathārūpaṁ iddhābhisaṅkhāraṁ abhisaṅkharitvā padhūpāyi. Atha kho so nāgo makkhaṁ asahamāno pajjali. Bhagavāpi tejodhātuṁ samāpajjitvā pajjali. Ubhinnaṁ sajotibhūtānaṁ agyāgāraṁ ādittaṁ viya hoti sampajjalitaṁ sajotibhūtaṁ. Atha kho te jaṭilā agyāgāraṁ parivāretvā evamāhaṁsu— “abhirūpo vata bho mahāsamaṇo nāgena viheṭhiyatī”ti. Atha kho bhagavā tassā rattiyā accayena tassa nāgassa anupahacca chaviñca cammañca maṁsañca nhāruñca aṭṭhiñca aṭṭhimiñjañca tejasā tejaṁ pariyādiyitvā patte pakkhipitvā uruvelakassapassa jaṭilassa dassesi— “ayaṁ te, kassapa, nāgo pariyādinno assa tejasā tejo”ti. Atha kho uruvelakassapassa jaṭilassa etadahosi— “mahiddhiko kho mahāsamaṇo mahānubhāvo, yatra hi nāma caṇḍassa nāgarājassa iddhimato āsivisassa ghoravisassa tejasā tejaṁ pariyādiyissati, na tveva ca kho arahā yathā ahan”ti.
そこで世尊は、かくのごとき神通力(iddhi)の行使をなされ、煙を放たれた。するとかの龍は、煙に堪えられず、火を噴いた。世尊もまた火界(tejodhātu)の定(samāpatti)に入られ、火を放たれた。両者がともに輝き燃えるにおよんで、火祠堂(agyāgāra)はまるで炎上した家のごとく、赤々と燃え盛り輝き渡った。そこで彼ら結髪行者(jaṭilā)たちは火祠堂を取り囲み、こう言った。
「ああ、あの麗しき大沙門は、龍に苦しめられておいでだ」と。
やがて世尊は、その夜が明けると、かの龍の皮膚も、表皮も、肉も、筋も、骨も、骨髄をも損なうことなく、ただ火をもって火を制し尽くされ、その龍を鉢(patta)の中に納めて、ウルヴェーラ・カッサパ(Uruvelakassapa)なる結髪行者のもとに示して言われた。
「カッサパよ、これがそなたの龍じゃ。この龍の火は、火をもって制し尽くされたのである」と。
そこでウルヴェーラ・カッサパなる結髪行者に、かくの思いが起こった。
「大沙門は実に大いなる神通力(mahiddhi)あり、大いなる威力(mahānubhāva)あり。いかなれば、あれほど猛き龍王の、神通ある毒蛇の、恐ろしき毒を持つものの火を、火をもって制し尽くしえたことか。しかるに、かの方は阿羅漢(arahā)にはあらず。わがごとき者こそ阿羅漢なれ」と。
不安
vinaya
趣旨一致
中
Atha kho meṇḍako gahapati buddhappamukhaṁ bhikkhusaṅghaṁ paṇītena khādanīyena bhojanīyena sahatthā santappesi sampavāresi, taruṇena ca khīrena. Bhikkhū kukkuccāyantā khīraṁ na paṭiggaṇhanti. “Paṭiggaṇhatha, bhikkhave, paribhuñjathā”ti. Atha kho meṇḍako gahapati buddhappamukhaṁ bhikkhusaṅghaṁ paṇītena khādanīyena bhojanīyena sahatthā santappetvā sampavāretvā taruṇena ca khīrena bhagavantaṁ bhuttāviṁ onītapattapāṇiṁ ekamantaṁ nisīdi. “santi, bhante, maggā kantārā, appodakā appabhakkhā, na sukarā apātheyyena gantuṁ. Sādhu, bhante, bhagavā bhikkhūnaṁ pātheyyaṁ anujānātū”ti. Atha kho bhagavā meṇḍakaṁ gahapatiṁ dhammiyā kathāya sandassetvā samādapetvā samuttejetvā sampahaṁsetvā uṭṭhāyāsanā pakkāmi. Atha kho bhagavā etasmiṁ nidāne etasmiṁ pakaraṇe dhammiṁ kathaṁ katvā bhikkhū āmantesi— “anujānāmi, bhikkhave, pañca gorase— khīraṁ, dadhiṁ, takkaṁ, navanītaṁ, sappiṁ.
そのとき、メーンダカ長者は、仏陀を上首とする比丘の僧伽(サンガ)に対し、みずから手ずから、精選された噛み物・食べ物をもって満足させ、十分に供養し、さらに新鮮な乳をも施した。比丘たちは不安(くつくつ)を覚えて、その乳を受け取ろうとしなかった。〔そこで世尊は仰せになった。〕「比丘たちよ、受け取りなさい。受用しなさい」と。
こうして、メーンダカ長者は、仏陀を上首とする比丘の僧伽に、精選された噛み物・食べ物をもってみずから手ずから満足させ、十分に供養し、新鮮な乳をも施しおわって、世尊が食事を終えて鉢を手より離されたのちに、かたわらに座した。そして申し上げた。「尊師よ、この地には荒野(あらの)の道があり、水も乏しく、食糧も乏しく、糧食なくしては行き難うございます。願わくば、尊師よ、世尊は比丘たちのために携行食糧(パーテイヤ)をお許しくださいますように」と。
そこで世尊は、メーンダカ長者を法(ダンマ)の教説によって示し、勧め、励まし、喜ばせてから、座より立って立ち去られた。
そのとき世尊は、この因縁、この事件に基づいて法の教説を説き、比丘たちに告げられた——
「比丘たちよ、五種の牛の産物(ゴーラサ)を許可する。すなわち、乳(ちち)・酪(だく)・酥酪(しゃらく)・生酥(なまず)・醍醐(だいご)である」と。
⚠ 出家者向けの文脈
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vinaya
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中
icchanti uddesabhattaṁ nimantanaṁ salākabhattaṁ pakkhikaṁ uposathikaṁ pāṭipadikaṁ kātuṁ. “Anujānāmi, bhikkhave, saṅghabhattaṁ uddesabhattaṁ nimantanaṁ salākabhattaṁ pakkhikaṁ uposathikaṁ pāṭipadikan”ti. 3.6. Bhattuddesakasammuti Tena kho pana samayena chabbaggiyā bhikkhū attano varabhattāni gahetvā lāmakāni bhattāni bhikkhūnaṁ denti. Bhagavato etamatthaṁ ārocesuṁ. “Anujānāmi, bhikkhave, pañcahaṅgehi samannāgataṁ bhikkhuṁ bhattuddesakaṁ sammannituṁ— yo na chandāgatiṁ gaccheyya, na dosāgatiṁ gaccheyya, na mohāgatiṁ gaccheyya, na bhayāgatiṁ gaccheyya, uddiṭṭhānuddiṭṭhañca jāneyya. Evañca pana, bhikkhave, sammannitabbo. Paṭhamaṁ bhikkhu yācitabbo, yācitvā byattena bhikkhunā paṭibalena saṅgho ñāpetabbo— ‘Suṇātu me, bhante, saṅgho.
〔比丘たちは〕指定食(ウッデーサバッタ)・招待食(ニマンタナ)・籤引食(サラーカバッタ)・半月食(パッキカ)・布薩食(ウポーサティカ)・月初食(パーティパディカ)を行うことを望んだ。〔世尊は言われた。〕「比丘たちよ、私は僧伽食(サンガバッタ)・指定食・招待食・籤引食・半月食・布薩食・月初食を許可する。」
3.6 食事配分者の選出
さてそのとき、六群比丘(チャッバッギヤ)たちは、自分たちには上等な食事を取り、劣った食事を〔他の〕比丘たちに与えていた。このことが世尊に申し上げられた。
〔世尊は言われた。〕「比丘たちよ、私は五つの徳目を具えた比丘を食事配分者(バットゥッデーサカ)に選出することを許可する。すなわち、欲(チャンダ)に従って偏ることなく、瞋恚(ドーサ)に従って偏ることなく、愚痴(モーハ)に従って偏ることなく、恐れ(バヤ)に従って偏ることなく、かつ配分済みのものと未配分のものとを知る者、これである。
比丘たちよ、その選出は次のようになすべきである。まず〔候補の〕比丘に〔引き受けを〕求め、求めたうえで、有能にして堪能なる比丘が僧伽に告知すべきである。『大徳よ、僧伽よ、聞いてください。……』」
⚠ 出家者向けの文脈
不安
vinaya
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中
Nerañjarāyaṁ bhagavā, Uruvelakassapaṁ jaṭilaṁ avoca; “Sace te kassapa agaru, Viharemu ajjaṇho aggisālamhī”ti. “Na kho me mahāsamaṇa garu, Phāsukāmova taṁ nivāremi; Caṇḍettha nāgarājā, Iddhimā āsiviso ghoraviso; So taṁ mā viheṭhesī”ti. “Appeva maṁ na viheṭheyya,
ネーランジャラー河のほとりにて、世尊はウルヴェーラのカッサパなる結髪行者に告げられた。「カッサパよ、もし汝に異存がなければ、今日の夜を火祠堂(aggisāla)に宿らせてもらいたい」と。
「大沙門(mahāsamaṇa)よ、私には何ら異存はありません。ただ、あなたのご安楽をこそ願えばこそ、お止めするのです。そこには猛き龍王(nāgarājā)がおります。神通力を持ち、毒牙鋭く、その毒は恐ろしきもの。その者があなたを害さなければよいのですが」と。
「されば、その者が私を害することもあるまい。
不安
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中
Santi, bhikkhave, maggā kantārā appodakā appabhakkhā, na sukarā apātheyyena gantuṁ. Anujānāmi, bhikkhave, pātheyyaṁ pariyesituṁ taṇḍulo taṇḍulatthikena, muggo muggatthikena, māso māsatthikena, loṇaṁ loṇatthikena, guḷo guḷatthikena, telaṁ telatthikena, sappi sappitthikena. Santi, bhikkhave, manussā, saddhā pasannā, te kappiyakārakānaṁ hatthe hiraññaṁ upanikkhipanti— ‘iminā ayyassa yaṁ kappiyaṁ taṁ dethā’ti. Anujānāmi, bhikkhave, yaṁ tato kappiyaṁ taṁ sādituṁ; na tvevāhaṁ, bhikkhave, kenaci pariyāyena jātarūparajataṁ sāditabbaṁ pariyesitabbanti vadāmī”ti. 23. Keṇiyajaṭilavatthu Atha kho bhagavā anupubbena cārikaṁ caramāno yena āpaṇaṁ tadavasari. Assosi kho keṇiyo jaṭilo— “samaṇo khalu bho gotamo sakyaputto sakyakulā pabbajito āpaṇaṁ anuppatto, taṁ kho pana bhavantaṁ gotamaṁ evaṁ kalyāṇo kittisaddo abbhuggato …pe…
「比丘たちよ、荒野の道には、水も乏しく食糧も乏しく、路糧(パーテッヤ)なくして行くことは容易ではないものがある。比丘たちよ、路糧を求めることを許す。米を必要とする者は米を、緑豆を必要とする者は緑豆を、豆を必要とする者は豆を、塩を必要とする者は塩を、粗糖を必要とする者は粗糖を、油を必要とする者は油を、精製バターを必要とする者は精製バターを〔求めることを許す〕。比丘たちよ、信あり浄信(パサンナ)ある人々が、浄施管理人(カッピヤカーラカ)の手に金銭を預けて、『これにて尊者に相応しいものを施せ』と言うことがある。比丘たちよ、そこから相応しいもの(カッピヤ)を受けることを許す。しかしながら比丘たちよ、いかなる手立てによっても、金銀(ジャータルーパラジャタ)を受け取り求めることは、わたしは許さないと言うのである。」
二十三 ケーニヤ結髪行者の事縁
そのとき世尊は、次第に遊行しながらアーパナ〔という町〕へと至り着かれた。結髪行者ケーニヤは聞いた。「まことに、沙門ゴータマ、釈迦族の子にして釈迦の家より出家された方が、アーパナに到着されたと。かの尊きゴータマ尊者については、かくのごとき麗しき名声が高く流布している……(中略)……
不安
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中
Iṅgha tvaṁ kassapa anujānāhi agyāgāran”ti; Dinnanti naṁ viditvā, Abhīto pāvisi bhayamatīto. Disvā isiṁ paviṭṭhaṁ, Ahināgo dummano padhūpāyi; Sumanamanaso adhimano, Manussanāgopi tattha padhūpāyi. Makkhañca asahamāno, Ahināgo pāvakova pajjali; Tejodhātusukusalo,
「さあ、カッサパよ、火室への立ち入りをお許しください」と。
許可が与えられたと知るや、
彼は恐れなく入った、恐怖を超えた者として。
聖者(isi)の入室を見て、
龍蛇(ahināga)は心乱れ、煙を吐き出した。
されど聖者の心は澄み、意は昂く晴れやかにして、
人中の龍たる者もまた、その場に煙を吐いた。
侮辱(makkha)に堪えかねて、
龍蛇は火炎のごとく燃え上がった。
されど火界(tejodhātu)に深く巧みなる者は、
不安
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趣旨一致
中
“kiṁ nu kho ahaṁ samaṇassa gotamassa harāpeyyan”ti. Atha kho keṇiyassa jaṭilassa etadahosi— “yepi kho te brāhmaṇānaṁ pubbakā isayo mantānaṁ kattāro mantānaṁ pavattāro, yesamidaṁ etarahi brāhmaṇā porāṇaṁ mantapadaṁ gītaṁ pavuttaṁ samihitaṁ, tadanugāyanti tadanubhāsanti, bhāsitamanubhāsanti, vācitamanuvācenti, seyyathidaṁ— aṭṭhako vāmako vāmadevo vessāmitto yamataggi aṅgīraso bhāradvājo vāseṭṭho kassapo bhagu, rattūparatā viratā vikālabhojanā, te evarūpāni pānāni sādiyiṁsu. Samaṇopi gotamo rattūparato virato vikālabhojanā, arahati samaṇopi gotamo evarūpāni pānāni sādiyitun”ti pahūtaṁ pānaṁ paṭiyādāpetvā kājehi gāhāpetvā yena bhagavā tenupasaṅkami; upasaṅkamitvā bhagavatā saddhiṁ sammodi; “paṭiggaṇhātu me bhavaṁ gotamo pānan”ti. “Tena hi, keṇiya, bhikkhūnaṁ dehī”ti. Bhikkhū kukkuccāyantā na paṭiggaṇhanti. “Paṭiggaṇhatha, bhikkhave, paribhuñjathā”ti.
「わたしは沙門ゴータマのもとへ、いかなる飲み物をお持ちすべきであろうか」と。そのとき、結髪行者(ジャティラ)のケーニヤにこのような思いが生じた——「かつてのバラモンたちの祖師であり、マントラを作り、マントラを伝えた先仙(イシ)たち、そのマントラの古い詞句を、いまのバラモンたちが誦し、語り、唱和し、繰り返して伝えているあの方々——すなわちアッタカ、ヴァーマカ、ヴァーマデーヴァ、ヴェッサーミッタ、ヤマタッギ、アンギーラサ、バーラドヴァージャ、ヴァーセッタ、カッサパ、バグ——かれらは夜更けを過ぎれば食を断ち、時ならぬ食事(ヴィカーラボージャナ)を離れていた。そのような方々もかかる飲み物を受けられた。沙門ゴータマもまた夜更けを過ぎれば食を断ち、時ならぬ食事を離れておられる。沙門ゴータマもまた、かかる飲み物を受けるにふさわしいお方である」と。そこでかれは豊かな飲み物を用意させ、瓶に入れさせて、世尊のもとへ近づいた。近づいて世尊とともに挨拶を交わし、「ゴータマ様、どうかわたしの飲み物をお受け取りください」と申し上げた。「ケーニヤよ、それならば比丘たちに与えなさい」と。比丘たちは疑惑(クックッチャ)をいだいて受け取ろうとしなかった。「比丘たちよ、受け取りなさい、受用しなさい」と。
⚠ 出家者向けの文脈
不安
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趣旨一致
中
Manussanāgopi tattha pajjali. Ubhinnaṁ sajotibhūtānaṁ, Agyāgāraṁ ādittaṁ hoti sampajjalitaṁ sajotibhūtaṁ; Udicchare jaṭilā, “Abhirūpo vata bho mahāsamaṇo; Nāgena viheṭhiyatī”ti bhaṇanti. Atha tassā rattiyā accayena, Hatā nāgassa acciyo honti; Iddhimato pana ṭhitā, Anekavaṇṇā acciyo honti.
人の姿をとった龍(ナーガ)もまた、そこで火を燃え上がらせた。両者が光を放ちて、火祀室は赤々と燃え盛り、光明に満ちあふれた。遊行者たち(ジャティラ)は集まり来て、「まことにかの大沙門(マハーサマナ)は気高きお方。されど龍に悩まされておられる」と口々に語り合った。やがてその夜が明けると、龍の炎は消え失せた。しかるに神通力(イッディ)を具えた者の炎は、なおもさまざまな色を放ちて燃え続けていた。
不安
vinaya
趣旨一致
中
“Anujānāmi, bhikkhave, pañcahaṅgehi samannāgataṁ bhikkhuṁ khajjakabhājakaṁ sammannituṁ— yo na chandāgatiṁ gaccheyya, na dosāgatiṁ gaccheyya, na mohāgatiṁ gaccheyya, na bhayāgatiṁ gaccheyya, bhājitābhājitañca jāneyya. Evañca pana, bhikkhave, sammannitabbo. Paṭhamaṁ bhikkhu yācitabbo, yācitvā byattena bhikkhunā paṭibalena saṅgho ñāpetabbo— ‘Suṇātu me, bhante, saṅgho. Yadi saṅghassa pattakallaṁ, saṅgho itthannāmaṁ bhikkhuṁ khajjakabhājakaṁ sammanneyya. Esā ñatti. Suṇātu me, bhante, saṅgho. Saṅgho itthannāmaṁ bhikkhuṁ khajjakabhājakaṁ sammannati. Yassāyasmato khamati itthannāmassa bhikkhuno khajjakabhājakassa sammuti, so tuṇhassa;
「比丘たちよ、五つの特質を具えた比丘を、軟食分配者(khajjakabhājaka)に選任することを、わたしは許可する。すなわち、欲(chanda)に従って偏らず、瞋(dosa)に従って偏らず、癡(moha)に従って偏らず、恐れ(bhaya)に従って偏らず、また分配されたものと分配されていないものとを知る者、これである。
比丘たちよ、かくのごとく選任すべきである。まず比丘に請い、請うた後、有能にして堪能なる比丘によって僧伽(saṅgha)に告知すべきである。
『尊き方々よ、僧伽よ、わが言葉を聞かれよ。もし僧伽にとって時宜にかなっているならば、僧伽はかくかくの名の比丘を軟食分配者に選任されたい。これが白(ñatti)である。
尊き方々よ、僧伽よ、わが言葉を聞かれよ。僧伽はかくかくの名の比丘を軟食分配者に選任する。かくかくの名の比丘が軟食分配者に選任されることを、善しと思われる尊き方は黙っておられよ。』」
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中
yassa nakkhamati, so bhāseyya. Sammato saṅghena itthannāmo bhikkhu khajjakabhājako. Khamati saṅghassa, tasmā tuṇhī, evametaṁ dhārayāmī’”ti. 3.8. Appamattakavissajjakasammuti Tena kho pana samayena saṅghassa bhaṇḍāgāre appamattako parikkhāro uppanno hoti. Bhagavato etamatthaṁ ārocesuṁ. “Anujānāmi, bhikkhave, pañcahaṅgehi samannāgataṁ bhikkhuṁ appamattakavissajjakaṁ sammannituṁ— yo na chandāgatiṁ gaccheyya, na dosāgatiṁ gaccheyya, na mohāgatiṁ gaccheyya, na bhayāgatiṁ gaccheyya, vissajjitāvissajjitañca jāneyya. Evañca pana, bhikkhave, sammannitabbo. Paṭhamaṁ bhikkhu yācitabbo, yācitvā byattena bhikkhunā paṭibalena saṅgho ñāpetabbo—
「もし承認しない者があれば、発言すべきである。〔もし承認するならば〕黙っておられよ。かくのごとく、それがしという比丘が食物分配人(khajjakabhājako)として僧伽(saṅgha)によって任命された。僧伽はこれを承認した。ゆえに沈黙する。われはかくのごとくこれを保持する』と。
3.8. 少量物品配布任命(appamattakavissajjakasammuti)
その時、僧伽の倉庫に少量の資具(parikkhāra)が生じていた。〔比丘たちは〕この事をば世尊に申し上げた。
「比丘たちよ、われは五つの徳目(aṅga)を具えた比丘を少量物品配布人(appamattakavissajjaka)として任命することを許可する。〔その五徳とは、〕偏愛(chanda)によって偏ることなく、瞋恚(dosa)によって偏ることなく、愚痴(moha)によって偏ることなく、恐怖(bhaya)によって偏ることなく、かつ配布すべきものと配布すべからざるものとを知る者である。
比丘たちよ、任命はかくのごとく行うべきである。まず比丘に〔引き受けを〕請うべきである。請い終えて、有能にして堪能なる比丘によって僧伽に告知すべきである——」
⚠ 出家者向けの文脈
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Sace hoti saṅghassa sappi vā telaṁ vā madhu vā phāṇitaṁ vā, sakiṁ paṭisāyituṁ dātabbaṁ. Sace punapi attho hoti, punapi dātabbaṁ. 3.9. Sāṭiyaggāhāpakādisammuti Tena kho pana samayena saṅghassa sāṭiyaggāhāpako na hoti …pe… pattaggāhāpako na hoti …pe… ārāmikapesako na hoti …pe… sāmaṇerapesako na hoti. Sāmaṇerā apesiyamānā kammaṁ na karonti. “Anujānāmi, bhikkhave, pañcahaṅgehi samannāgataṁ bhikkhuṁ sāmaṇerapesakaṁ sammannituṁ— yo na chandāgatiṁ gaccheyya, na dosāgatiṁ gaccheyya, na mohāgatiṁ gaccheyya, na bhayāgatiṁ gaccheyya, pesitāpesitañca jāneyya.
もし僧伽(サンガ)に酥(ギー)、あるいは油、あるいは蜜、あるいは糖蜜があるならば、一度に分け与えるべきである。もし再び必要が生じたならば、再び与えるべきである。
3.9 衣料取得係等の任命
その時、僧伽には衣料取得係がいなかった。……(中略)……鉢取得係がいなかった。……(中略)……園林使い走りがいなかった。……(中略)……沙弥(サーマネーラ)使い走りがいなかった。使いに出されない沙弥たちは、仕事をなさなかった。
「比丘たちよ、わたしは五つの徳を具えた比丘を、沙弥使い走りに任命することを許可する。——すなわち、愛欲によって偏ることなく(不欲偏)、瞋恚によって偏ることなく(不瞋偏)、迷妄によって偏ることなく(不癡偏)、恐怖によって偏ることなく(不怖偏)、そして使いに出されたことと出されていないこととを知る者、その比丘である。」
⚠ 自己責任論に誤解されやすい,出家者向けの文脈
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中
Atha kho āyasmā ānando bhagavato etamatthaṁ ārocesi. “Tena hānanda, paṭiyādetū”ti. “Tena hi, roja, paṭiyādehī”ti. Atha kho rojo mallo tassā rattiyā accayena pahūtaṁ ḍākañca piṭṭhakhādanīyañca paṭiyādāpetvā bhagavato upanāmesi— “paṭiggaṇhātu me, bhante, bhagavā ḍākañca piṭṭhakhādanīyañcā”ti. “Tena hi, roja, bhikkhūnaṁ dehī”ti. Bhikkhū kukkuccāyantā na paṭiggaṇhanti. “Paṭiggaṇhatha, bhikkhave, paribhuñjathā”ti. Atha kho rojo mallo buddhappamukhaṁ bhikkhusaṅghaṁ pahūtehi ḍākehi ca piṭṭhakhādanīyehi ca sahatthā santappetvā sampavāretvā bhagavantaṁ dhotahatthaṁ onītapattapāṇiṁ ekamantaṁ nisīdi. Ekamantaṁ nisinnaṁ kho rojaṁ mallaṁ bhagavā dhammiyā kathāya sandassetvā samādapetvā samuttejetvā sampahaṁsetvā uṭṭhāyāsanā pakkāmi.
そこでアーナンダ尊者は、この事をば世尊に申し上げた。「然らばアーナンダよ、準備させるがよい」と〔世尊は仰せになった〕。「然らばロージャよ、準備いたせ」と〔アーナンダは言った〕。そこでマッラ族のロージャは、その夜の明けるとともに、豊かな米飯と麦粉の菓子とを用意させ、世尊のもとに進み出て申し上げた。「世尊よ、どうか世尊は、この米飯と麦粉の菓子とをお受け取りください」と。「然らばロージャよ、比丘たちに与えるがよい」と〔世尊は仰せになった〕。比丘たちは疑惧(くkkucca)の念を抱いて受け取ろうとしなかった。「比丘たちよ、受け取るがよい、受用するがよい」と〔世尊は仰せになった〕。そこでマッラ族のロージャは、仏陀を上首とする比丘の僧伽(saṅgha)に、豊かな米飯と麦粉の菓子とを自らの手をもって十分に供し、満ち足りるまで勧めて、世尊が手を洗い終え、鉢から手を放されるのを待って、一方に座した。一方に座したマッラ族のロージャに対して、世尊は法に関わる話(dhammī kathā)をもって、開示し、勧め励まし、奮い起こし、喜ばせてから、座より立ち上がって去り行かれた。
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Tassa parivasantassa añño bhikkhu āgacchati bahussuto āgatāgamo dhammadharo vinayadharo mātikādharo paṇḍito viyatto medhāvī lajjī kukkuccako sikkhākāmo. ‘kiṁ ayaṁ, āvuso, bhikkhu āpanno? Kissāyaṁ bhikkhu parivasatī’ti? Te evaṁ vadenti— ‘yāyaṁ, āvuso, āpatti jānappaṭicchannā, dhammikaṁ tassā āpattiyā parivāsadānaṁ; dhammattā ruhati. Yā ca khvāyaṁ, āvuso, āpatti ajānappaṭicchannā, adhammikaṁ tassā āpattiyā parivāsadānaṁ; adhammattā na ruhati. Ekissā, āvuso, āpattiyā bhikkhu mānattāraho’ti. Idha pana, bhikkhave, bhikkhu dve saṅghādisesā āpattiyo āpajjati dvemāsappaṭicchannāyo;
その別住(パリワーサ)を行じている者のもとへ、他の比丘が訪れた。その比丘は多聞にして、阿含(āgama)に通じ、法(ダンマ)を持し、律(ヴィナヤ)を持し、論母(マーティカー)を持し、賢明にして練達し、聡智あり、慚あり、悔(クックッチャ)あり、学処(シッカー)を求める者であった。〔その者は問うて言う、〕「友よ、この比丘はいかなる罪過を犯したのか。この比丘は何ゆえに別住しているのか」と。〔彼らは〕こう述べる——「友よ、この罪過(アーパッティ)は知りながら覆い隠されたものである。その罪過に対して別住を与えることは如法(ダンミカ)である。法に従うがゆえに成立する。しかし、友よ、この罪過は知らずして覆い隠されたものである。その罪過に対して別住を与えることは非如法(アダンミカ)である。法に従わぬがゆえに成立しない。友よ、〔この〕一つの罪過については、比丘は摩那埵(マーナッタ)を受くるに値する」と。
さて比丘たちよ、ここに比丘が、二月間覆い隠した二つの僧残(サンガーディセーサ)罪を犯したとせよ。
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ekā āpatti saramānappaṭicchannā, ekā āpatti assaramānappaṭicchannā. So saṅghaṁ tāsaṁ āpattīnaṁ dvemāsappaṭicchannānaṁ dvemāsaparivāsaṁ yācati. Tassa parivasantassa añño bhikkhu āgacchati bahussuto āgatāgamo dhammadharo vinayadharo mātikādharo paṇḍito viyatto medhāvī lajjī kukkuccako sikkhākāmo. ‘kiṁ ayaṁ, āvuso, bhikkhu āpanno? Kissāyaṁ bhikkhu parivasatī’ti? Te evaṁ vadenti— ‘yāyaṁ, āvuso, āpatti saramānappaṭicchannā dhammikaṁ tassā āpattiyā parivāsadānaṁ; dhammattā ruhati. Yā ca khvāyaṁ, āvuso, āpatti assaramānappaṭicchannā, adhammikaṁ tassā āpattiyā parivāsadānaṁ; adhammattā na ruhati.
一つの罪過(āpatti)は、自覚しつつ覆い隠したものであり、もう一つの罪過は、自覚せずに覆い隠したものであった。彼は僧伽(saṅgha)に対して、それら二月間覆い隠したる二つの罪過について、二月間の別住(parivāsa)を請い求めた。
彼が別住を行じている間に、別の比丘が来た。その者は、多聞(bahussuta)にして、聖典(āgama)に通じ、法(dhamma)を保持し、律(vinaya)を保持し、論母(mātikā)を保持し、賢明にして熟達し、智慧あり、慚愧(lajjī)あり、悔恨(kukkuccaka)を知り、学処(sikkhā)を求める者であった。
「友よ、この比丘はいかなる罪過を犯したのか。この比丘はいかなる故に別住を行じているのか」と彼らは問うた。
かれらはかく答えた。――「友よ、自覚しつつ覆い隠したる罪過については、その罪過に対して別住を与えることは法(dhamma)に適い、法に適うが故に癒える(ruhati)。しかるに友よ、自覚せずして覆い隠したる罪過については、その罪過に対して別住を与えることは法に適わず、法に適わざるが故に癒えない」と。
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経典データの出典: SuttaCentral(CC0ライセンス)