🪷 無常の教え
諸行無常。すべては移り変わるという真理を、仏陀は繰り返し説いています。
法華経
直接根拠
法華経 方便品第2
もろもろの法はもとより常に寂滅の相である。
ダンマパダ(法句経)
直接根拠
ダンマパダ 第4章 花品 偈47
Pupphani heva pacinantam, byasattamanasam naram; suttam gamam mahoghova, maccu adaya gacchati.
花を摘んでいる人の心が執着に囚われているとき、眠っている村を大洪水がさらうように、死がその人をさらっていく。
ダンマパダ(法句経)
直接根拠
ダンマパダ 第11章 老品 偈146
Ko nu haso kimanando, niccam pajjalite sati; andhakare na padipam, kim na gavesatha.
何の笑いがあろうか。何の喜びがあろうか。世は常に燃えているのに。闇に包まれているあなたがたは、なぜ灯火を求めないのか。
中部経典
直接根拠
中部経典 大苦蘊経
Yad aniccam tam dukkham; yam dukkham tad anatta.
無常であるものは苦である。苦であるものは無我である。
スッタニパータ
趣旨一致
スッタニパータ 第III品 大品 SNP3.5 偈6
Atha kho māgho māṇavo yena bhagavā tenupasaṅkami; upasaṅkamitvā bhagavatā saddhiṁ sammodi.
さて、マーガ(Māgha)という青年は、世尊のもとへ近づいた。近づいてから、世尊と親しく挨拶を交わした。
ダンマパダ(法句経)
趣旨一致
ダンマパダ(法句経)第13章 世界品 偈169
Dhammaṁ care sucaritaṁ, na naṁ duccaritaṁ care; Dhammacārī sukhaṁ seti, asmiṁ loke paramhi ca.
法(ダンマ)を正しく行え、悪しき行いを為すことなかれ。
法を行じる者は、この世においても、来世においても、安らかに眠る。
ダンマパダ(法句経)
趣旨一致
ダンマパダ(法句経)第13章 世界品 偈174
Pesakāradhītāvatthu Andhabhūto ayaṁ loko, tanukettha vipassati; Sakuṇo jālamuttova, appo saggāya gacchati.
この世は闇に閉ざされている。
ここに真実を見る者は少ない。
羅(あみ)を脱れた鳥のごとく、
天(てん)に赴く者はまれである。
ダンマパダ(法句経)
趣旨一致
ダンマパダ(法句経)第13章 世界品 偈176
Ciñcamāṇavikāvatthu Ekaṁ dhammaṁ atītassa, musāvādissa jantuno; Vitiṇṇaparalokassa, natthi pāpaṁ akāriyaṁ.
チンチャー・マーナヴィカーの因縁話
ひとつの法(ダンマ)を踏み越えてしまった者、
すなわち虚言を語る人間にとって、
彼岸の世界(パラローカ)をすでに捨て去った者には、
なしえない悪(パーパ)というものは、存在しない。
ダンマパダ(法句経)
趣旨一致
ダンマパダ(法句経)第13章 世界品 偈175
Tiṁsabhikkhuvatthu Haṁsādiccapathe yanti, ākāse yanti iddhiyā; Nīyanti dhīrā lokamhā, jetvā māraṁ savāhiniṁ.
白鳥は太陽の道(ādiccapathe)を飛び、
神通(iddhi)を得た者は虚空を翔ける。
智者(dhīrā)たちは魔(māra)とその軍勢を打ち破り、
この世界から導き去られてゆく。
ダンマパダ(法句経)
趣旨一致
ダンマパダ(法句経)第13章 世界品 偈168
Suddhodanavatthu Uttiṭṭhe nappamajjeyya, dhammaṁ sucaritaṁ care; Dhammacārī sukhaṁ seti, asmiṁ loke paramhi ca.
怠ることなく立ち上がれ。
法(ダンマ)を善く行じよ。
法に従って歩む者は、
この世においても、来世においても、
安らかに眠る。