人間関係
スッタニパータ
趣旨一致
スッタニパータ 第II品 小品 SNP2.3 偈0
慚愧(ひり)を友とせぬ者、「これはわが友なり」と嫌悪して言い、なしうることをなさず——
そのような者を知者は友と見なさない。
善き友を与え、快い言葉を語り、
しかしながら友の益をなさぬ者——
賢者はその者を友と認めない。
つねに友を求め、いたずらに語り続け、
主人の言葉に従わぬ者——
その者は友に非ずと知るべし。
友の道を行く者は、
いかなる分かれ道においても友を離れず、
息子を望む者が息子の益を求めるように——
人から離されえぬ喜びを与える。
重荷を担い、果実を生み、
名誉と繁栄をもたらす者——
そのような友を持つ人は喜びに満ちる。
甘い果実を味わいながら、
ここに友情の真の味わいがある——
ゆえに賢者は友を大切にし、
犀の角のようにただ独り歩む。